窓枠つっぱり物干しの特徴! メリット・デメリットも解説!

窓枠つっぱり物干しの特徴! メリット・デメリットも解説! 種類

「たくさん干せそうだし、床置きじゃないから部屋がごちゃごちゃしなさそう」
「値段も手頃!」
「つっぱるだけなら私でも簡単に取り付けできるよね?」

窓枠つっぱり物干しを初めて見つけたとき、私が抱いた感想はまさにコレでした。

『洗濯物は1か所にドンとまとめて干したい』派の方!
窓枠につっぱるだけで洗濯物が大量に干せる窓枠つっぱり物干し、気になりませんか?

この記事では、引っ越しのたびに様々な室内物干しを試してきた私が、窓枠つっぱり物干しの特徴や実際に使ってわかったメリット・デメリットを深堀り解説しています。

いい点ばかりでなく、ここはチョットな点も紹介しますので、窓枠つっぱり物干しの購入を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

【窓枠つっぱり物干し】は以下の人におすすめ!
  • 賃貸物件に家族で住んでいる人
  • 天日干しに近い感覚で洗濯物を干したい人
  • 広い洗濯スペースを確保したい人

・ ・ ・ ・ ・

この記事の注意点
※この記事で紹介している窓枠つっぱり物干しは、主にアイリスオーヤマの窓枠物干し2段タイプを指します。

【窓枠つっぱり物干しの特徴】窓枠つっぱり物干しとは?

窓枠つっぱり物干しの特徴

「窓枠つっぱり物干し」とは、天井と床、または窓枠の内側をつっぱり棒で上下に固定し、物干し竿を渡して使う室内物干しをいいます。

窓枠物干し2段タイプ
4人用
つっぱり物干し 2本タイプ
2人用
上下段:物干し竿2ヶ所上段:物干し竿1ヶ所
下段:タオルハンガー
ピンチハンガー用竿1ヶ所
(ピンチハンガーは別売り)

窓枠つっぱり物干しを使うメリット

窓枠つっぱり物干しを使うメリット

それでは、窓枠つっぱり物干しを使うメリットから紹介していきますね。

【窓枠つっぱり物干し】のメリット
  1. 取り付けが簡単
  2. サイズ調整ができる
  3. たくさん干せる
  4. プライバシーと美観の確保

以下、詳しく解説していきますね。

【窓枠つっぱり物干しを使うメリット①】取り付けが簡単

取り付けといっても、つっぱり棒を天井と床、窓枠の内枠などにつっぱるだけなので設置が簡単。

特別な技術もいらず、またネジや釘なども使わないので、天井や床を傷つける心配がありません。

賃貸住宅でも安心して使えますね

【窓枠つっぱり物干しを使うメリット②】サイズ調整ができる

参考までに、アイリスオーヤマの窓枠物干し2段タイプの場合、サイズは以下のとおり。

4人用サイズ2人用サイズ
縦(高さ)190~260cm190~260cm
横幅110~190cm
本体でサイズ調整
110~190cm
専用ポールでサイズ調整
奥行き
(竿を乗せるアーム)
37cm
38cmの2種類
41.7cm

専用ポールや本体部分が調整できる範囲内なら、横は窓枠の横幅の長さに、縦(高さ)は天井と床の距離に合わせて調整できます。

ただし、4人用・2人用ではサイズ調整の方法が異なります。

4人用は本体部分、2本のつっぱり棒の間の長さが110cmから190cmまで調整できます。

2人用は下段のタオルハンガー(横77.5cm、奥行き25.5cm)が固定なので、2本のつっぱり棒の間の長さは変わらず動かせません。その代わり、上段の物干し竿(専用ポール)が110cmから190cmの間で調整できます。

4人用が「四角い枠の中に物干し竿がある」、2人用は「四角い枠から物干し竿が飛び出している」って感じですか?

窓枠物干し2段タイプ
4人用
つっぱり物干し 2本タイプ
2人用
上下段:物干し竿2ヶ所上段:物干し竿1ヶ所
下段:タオルハンガー
ピンチハンガー用竿1ヶ所
(ピンチハンガーは別売り)

・ ・ ・ ・ ・

また物干し竿を受けるアーム部分ですが、こちらも窓のサイズや洗濯物を干す位置に応じて高さが変えられます。

なんなら上段はこっち向き、下段はあっち向きというふうに取り付けることもできるので、取り付ける場所によっては便利に使えるかもしれませんね?

【窓枠つっぱり物干しを使うメリット③】たくさん干せる

窓枠つっぱり物干しを使う最大のメリットといえば、なんといっても洗濯物が1か所に大量に干せることでしょう。

4人家族が1日に出す洗濯物の量は、およそ10kgと言われます。

耐荷重4人用サイズ2人用サイズ
専用ポール1本あたり約12kg約12kg
全体約20kg約17kg
タオルハンガー
1本あたり
約0.5kg
ピンチハンガー用竿約2kg

上の表を見ていただければわかると思いますが、2人用でもかなり余裕がありますね。

余裕があるといえば耐荷重以外にも、洗濯物の長さに合わせてアームの高さや物干し竿の本数を調整することで、ワンピースなど丈の長い衣類やシーツでも床に引きずることなく干すことができます。

【窓枠つっぱり物干しを使うメリット④】プライバシーと美観の確保

窓枠に合わせてつっぱり物干しの幅が調整できることは、窓枠つっぱり物干しを使うメリット②で説明しました。

そのうえで、物干しの向こう側にカーテンをまわしておけば、洗濯物を干したままでもカーテンが閉められ、夜でも安心して洗濯物を干すことができます。

同様に、昼間にカーテンを開けておくときは、本体部分がカーテンで隠せるので見た目もスッキリ。

物干しの存在感が消えて、インテリアのじゃまになりません。

また、アーム部分も本体に沿うようにしてコンパクトにたためます。

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窓枠つっぱり物干しの良い口コミ・評判

窓枠つっぱり物干しの良い口コミ・評判

Xから、窓枠つっぱり物干しを使っている人の口コミ・評判をまとめました。

導入してよかったという感想が多く寄せられていました

脱線しますが、物干し以外の使い方をしている方もいらっしゃいました。
こんな使い方ができるなんて、びっくり!

窓枠つっぱり物干しのデメリット

窓枠つっぱり物干しのデメリット

ここまでは、メリットや良い口コミを紹介してきましたが、もちろんデメリットはあります。

ここでのデメリットは、物干し自体の欠陥という意味ではなく、あくまで個々の使い方や環境によって生じる不都合を指しています。

以下の説明をお読みいただければ、上で述べた窓枠つっぱり物干しのメリットが、使い方や環境によっては逆にデメリットになることがおわかりいただけると思います。

・ ・ ・ ・ ・

窓枠つっぱり物干しのデメリットは以下のとおり。順番に解説していきますね。

【窓枠つっぱり物干し】のデメリット
  1. 1人で設置はたいへん
  2. 設置場所を選ぶ
  3. 圧迫感がある
  4. つっぱり棒が隠せない

【窓枠つっぱり物干しのデメリット①】1人で設置はたいへん

天井と床の間につっぱり棒を立てるだけなので、つっぱり物干しの設置自体に難しさはありません。

が、一人で作業するとなるとちょっと手こずってしまうかもしれません。

つっぱり棒を設置したことがある人ならわかると思いますが、つっぱり棒ってぐるぐるまわしているうちに、最初「ここ!」と決めた位置から徐々にずれてくるじゃないですか。

ちょっとしたスペースならまだいいんですけど、天井と床の間、といったら距離があるのでそのぶん調整が大変。

フローリングの溝や窓枠、カーテンレールを目安にぐるぐるまわして、離れたところから上下左右確認、細かく調整。また物干しの位置に戻ってぐるぐるまわして……を一人でこなすのはちょっとばかり面倒です。

一度設置してしまえば当分問題ありませんが、できれば誰かに手伝ってもらうようにして、離れた場所から指示を出してもらいながら作業をすると、よりスムーズに設置できます。

【窓枠つっぱり物干しのデメリット②】設置場所を選ぶ

バルコニーやベランダの出入り口を兼ねたサッシ近くに設置すると、特に洗濯物を干しているときは、物干しがじゃまで出入りがしにくくなります。

2枚建てのサッシの枠いっぱいに物干しを広げたりしたら、移動のたびに物干し竿の下をくぐらなければならない羽目に。

2枚建てのサッシとは2枚建てのサッシ
上下または左右にスライドして開閉する、2枚の窓ガラスがセットになったサッシのこと。
ちなみに4枚建てのサッシは、2枚建てのサッシが2組セットになったものです。

使っているときはあきらめるにしても、使わないときは「人目がないし」と面倒がらず、物干し竿だけでも取り外すようにしましょう。

自戒を込めて!

出入り口じゃないところに設置するのは、まったく問題ないです!

【窓枠つっぱり物干しのデメリット③】圧迫感がある

カーテンを閉めたまま洗濯物を干そうとしたら、カーテンが洗濯物で濡れないように、物干しとカーテンの距離を十分にとらなければなりません。

でもって、カーテンの内側に干すわけですから必然的に、物干しを立てる位置も室内寄りになります。

その状態で大量の洗濯物を干してしまうと、どうしても圧迫感がでてしまうんですね。

・ ・ ・ ・ ・

たとえばですが、下記の画像は、わが家のつっぱり物干しにひざ下丈のワンピース(ストレートライン)をかけたときのもの。

カーテンを閉めたまま洗濯物を干す前提で、物干しをサッシのきわから約14cmの位置に設置。
専用ポールは、2段ある竿受けの上段のみを使い、アームの一番外側に渡してます。

上の条件で、ハンガーに掛けたワンピースの裾は、サッシのきわから測って60~70cmのところまで張り出します。(床が汚い!)

この状態で洗濯物をたくさん干したら、サッシから60~70cmの位置まで、物干し竿の長さ(190cm)の壁が迫ってくる感じになっちゃうんですね。覆いかぶさってくるというか。

床に座って生活しているから、そう感じるのかもしれませんね

【窓枠つっぱり物干しのデメリット④】つっぱり棒が隠せない

これはもう単に、つっぱり物干しのサイズ調整範囲が実際の窓枠のサイズと一致していないために生じる不具合です。

物干しの横幅や専用ポールの調整サイズが実際の窓枠より短い場合、残念ながらカーテンで隠すことはできません。

ちなみに我が家の窓枠つっぱり物干しは、伸ばして最長1.9m。
ギリギリまで広げてリビングに設置してますが、4枚建てサッシ(横幅2.5m)なので60cm足らず。すごく中途半端で、めっちゃ目立ちます汗

2枚建てサッシの窓枠ならいけると思いますが、長さはちゃんと測ってくださいね!

あとこれは、やんちゃな子どもさんがいる家庭限定のデメリット、というか注意点です。

つっぱり棒につかまって遊んで、ついでにひき倒すなんてことがあったりなかったりすることがあるのでご注意ください。(実体験)

窓枠つっぱり物干しの良くない口コミ・評判

窓枠つっぱり物干しの良くない口コミ・評判

Xから窓枠つっぱり物干しについての良くない口コミ・評判をまとめたら、おもに以下の点が上がっていました。

【窓枠つっぱり物干し】の良くない口コミ・評判
  • 物干しが倒れた
  • 設置に手こずった

物干しで遊ぶのは子どもだけかと思ったら、猫も、でした

倒れる対策としては、つっぱり棒を「とにかく真っ直ぐ立てる」しかないと思います。

誰かに見守るだけでいいから手伝ってもらうか、1人でとことん真っ直ぐを追求して頑張るか。

倒されない対策は、……なかなか難しいですね。

まとめ

実際使っていると、評価もついつい辛口になってしまいますね。

とはいえ洗濯物が大量に干せるのは、窓枠つっぱり物干しの最大の魅力なわけで。上で「圧迫感がある」って言いましたけど、圧迫感がない室内物干しなんて存在しませんもんね!(暴論!)

以下がまとめです。

【窓枠つっぱり物干し】は以下の人におすすめ!
  • 賃貸物件に家族で住んでいる人
  • 天日干しに近い感覚で洗濯物を干したい人
  • 広い洗濯スペースを確保したい人
【窓枠つっぱり物干し】のメリット
  1. 取り付けが簡単
  2. サイズ調整ができる
  3. たくさん干せる
  4. プライバシーと美観の確保

ほかにも、窓からの日差しを最大限に活用できるし、(あるところにある!という意味で)じゃまにならないし、物干し以外の用途にも使えるというのも魅力ですね!

【窓枠つっぱり物干し】のデメリット
  1. 1人で設置はたいへん
  2. 設置場所を選ぶ
  3. 圧迫感がある
  4. つっぱり棒が隠せない

つっぱり物干しが倒れるとの報告がありましたが、原因に子どもや動物(特に猫)が関係あるかもしれません。

なお、ここでのデメリットとは、物干し自体の欠陥という意味ではなく、個々の使い方や環境によって生じる不都合という意味になります。

個人的イチオシは天井吊り下げタイプの室内物干しですが、それ以外でおすすめするとしたら、窓枠つっぱり物干しが一番ですね。

設置は簡単だしコスパもいいし、やっぱり使えるなあと思います。

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