鴨居フック・フック掛け物干しの特徴! 口コミ・評判も解説

鴨居フック・フック掛け物干しの特徴!口コミ・評判も! 種類

簡単に取り付け・取り外しができて、場所を取らない鴨居フックやフック掛け物干しが気になっている方も多いのではないでしょうか。

ひとくちに鴨居フック・フック掛け物干しと言っても、種類は豊富。

この記事では、引っ越しのたびに様々な室内物干しを試してきた私が、鴨居フック、フック掛け物干しの特徴やメリット、デメリットを深堀り解説していきます。

鴨居フック・フック掛け物干しは以下の人におすすめ!
  • コンパクトな物干しスペースが欲しい人
  • 物干しの数を増やしたくない人
  • 部屋の雰囲気を壊したくない人

良い点ばかりでなくここはイマイチな点も紹介していますので、鴨居フック・フック掛け物干しの導入を考えている方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事の注意点
※この記事で紹介している鴨居フック・フック掛け物干しは、主に【クロスフック】、ハイロジックの【室内物干しポールカケッタ】、山崎実業の【室内物干しポールホルダー】を指します。

鴨居フック・フック掛け物干しの特徴 鴨居フック・フック掛け物干しとは

「鴨居フック・フック掛け物干し」とは、襖や障子の上部(鴨居)やスライド扉、窓枠、ドアの上部に取り付けるフックのことで、建具と壁との段差にフックを挟んだり引っ掛けたりして使います。

種類としては以下の3タイプがあります。

バランスタイプクリップタイプ固定タイプ
本体の上部にある爪を、取り付ける場所の枠(段差)に噛ませ、バランスを取る本体のアームで鴨居をはさむよう取り付ける設置する枠の上部にピン(針)を刺し、下部の調整ネジで枠をしっかりはさむ
移動可移動可固定
画像をクリックすると楽天にリンクします。

これらは単体で使うこともできますが、2つ取り付けたところにポール(物干し竿)を渡して使うこともできます。

はじめからフックと物干し竿が一体になっているものもありますが、ここでは一体型ではない、フック部分のみの鴨居フック・フック掛け物干しを紹介していきます。

鴨居フック・フック掛け物干しのメリット

鴨居フックフック掛け物干しを使うメリット

私が実際に使ってきて感じたメリットは以下のとおりです。

鴨居フック・フック掛け物干しを使うメリット
  • 取り付け・取り外しが簡単
  • 収納に場所をとらない
  • 部屋を広く使える

1つずつ詳しく解説していきますね。

取り付け・取り外しが簡単

鴨居ハンガー・フック掛けハンガーのメリットといえば、なんといっても移動や取り付け・取り外しのしやすさではないでしょうか。(固定式を除く)

鴨居やドアの上部に引っ掛けたり鴨居をはさむだけなので、特殊な技術もいりませんし、工具を使わずに簡単に取り付けることができます。

設置場所を、必要に応じて柔軟に変えられるのもいいですね。

収納に場所をとられない

簡単に取り外しできても、外したフックを片付けるのに場所を取るようでは意味がありません。

フック自体が、引き出しに余裕で収まるほど小さい点も、鴨居フック・フック掛け物干しのメリットでしょう。

部屋を広く使える

床にものがたくさん置いてあると、視覚的な圧迫感が生じ、部屋が狭くなったように感じることがあります。

鴨居フック・フック掛け物干しは、通常使わない天井近くのスペースを活用するので視覚的にも直に圧迫感を感じずにすみ、部屋全体が広く感じられます。

・ ・ ・ ・ ・

メリットといえるかどうかわかりませんが、「気楽に試せるかどうか」も重要です。

使えると思って手に入れたはいいが使い物にならず、処分しようにも大きすぎて簡単には処分もできないじゃ二の足を踏んでしまいます。

その点、鴨居フック・フック掛け物干しは、室内物干しとしては安価でコンパクト、ホームセンター等で手に入れやすく、お試ししやすいといえるでしょう。

ちょっとした家事の不便も、解消されるとモチベーションにつながりますね!

鴨居フック・フック掛け物干しのデメリット

鴨居フックフック掛け物干しのデメリット

ここでのデメリットとは、「全部がダメ」ということではなくて、使い方や設置のしかたによっては使いにくかったり、不具合が生じる可能性があるという意味合いに近いです。

私が実際に使用して感じたことをまとめましたので、ご自身の生活に照らし合わせ、デメリットを考慮して使えるかどうか参考にしてください。

以降、順番に見ていきますね。

 

バランスタイプ

ポールカケッタの取り付け
バランスタイプのデメリット
  • 取り付けの際、枠に傷がつく
  • 取り付けただけではぐらつく

取り付けの際、建具に傷がつく

取り付ける際は、本体上部の爪部分を建具と壁の段差に噛ませるので、見えにくい場所ですが建具に傷がつきます。

画像の爪は3つですが、製品によってはそれより多く、全体がギザギザになっているものもあります。

ポールカケッタ

取り付けただけではぐらつく

「取り付けている」と言っても、ものを掛けていない状態では、窓枠にフックを引っ掛けてバランスを保っているだけです。

不用意に触ると、取り付け位置がズレたり、落下することも。

取り付ける際は慎重に。
フック部分にハンガーやピンチハンガーといった重さのあるものを掛けてやると、バランスが取れて全体が安定します。

取り付け場所に十分な奥行きがあると、バランスも取りやすくなります!

クリップタイプ

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クリップタイプのデメリット
  • 設置場所が限られる
  • インテリア性に乏しい

設置場所が限られる

形状からもわかりますが、部屋と部屋を繋ぐドアや引き戸の上部にしか取り付けできません。

使う間はドアや引き戸の開閉ができませんし、部屋から部屋への移動の際も洗濯物がじゃまになるので、人によってはわずらわしく感じるかもしれません。

たくさん干せて便利なんですけどね

インテリア性に乏しい

本体がプラスチック製というのも関係あるかもしれませんね。

価格面・機能面に絞って考えれば、割り切れるくらい優秀だと思うのですが……

固定タイプ

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固定タイプのデメリット
  • 取り付けの際、穴が開く
  • 取り付けがむずかしい

取り付けの際、穴が開く

フックの上部にあるピンをドア枠に刺し、下部のネジを締めることでフックが固定されるため、設置箇所の上部に2mmほどの穴が開いてしまいます。

見えにくいところとはいえ、気になる方は気になりますよね

取り付けが難しい

ドア枠の材質が硬いせいで、上部のピンが刺さらなかったり、ピンそのものが曲がってしまうことがあるようです。

またドア枠のサイズを測っていなかったために、設置できなかったというケースも。

取り付け場所の規定図を見ると、思っていた以上に細かく指定されていることがわかります。

取付可能な場所

取り付けを決める前に、設置場所をしっかりと計測しておきましょう。

洗濯物干し

全タイプ 共通のデメリット

単体ではたくさん干せない

単体で使う場合、特にハンガーを使用する際は、物干し部分が短かったり、あるいは全くないこともあって、干せてもせいぜい1、2着。

それなりの量を干したい場合は、フックを2つ設置し、その間にポール(物干し竿)を渡して使用する方がいいでしょう。

バランスタイプ・固定タイプ 共通のデメリット

使い方によっては乾きが悪くなる

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ドアや引き戸の上部に取り付けて使う際の話です。

除湿機などを使う場合はとくに、効率よく乾かそうと部屋を閉めきりたくなりますが、ドアを閉めてしまうと物干し部分に奥行きがないため洗濯物同士が重なってしまいます。

ポール(物干し竿)を渡して使うときも同様で、洗濯物が重なってしまうと乾きが悪くなるので、ドアは開放しておきましょう。

【まとめ】鴨居フック・フック掛け物干しのメリット・デメリット

鴨居フックフック掛け物干しのメリット・デメリット

取り外しできるものと固定式では、メリット・デメリットにも違いがありますね。

理解しやすいように以下の表にまとめてみました。
赤字はデメリットになります。

鴨居にしか干せない
設置条件が厳し目
取り付けの際傷がつく取り付けの際、穴が開く
取り付けに慣れが必要取り外しが簡単
設置しただけではぐらつくぐらつかない
収納に場所を取らない収納に場所を取らない
耐荷重は単体で3kg。
フックを2つ使うと約6kg
耐荷重は単体で8kg
フックを2つ使うと全体で約10kg。
耐荷重は単体で上フックが約1kg下フックが約2kg。
フックを2つ使うと全体で約6kg。
単体ではたくさん干せない単体ではたくさん干せない単体ではたくさん干せない
ドア上部に設置した際、扉の開閉が不可扉の開閉は不可ドア上部に設置した際、扉の開閉は可
目立たない目立つ目立たない
物干し以外に用途が豊富
インテリア性に乏しいインテリア性が高い
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鴨居フック・フック掛け物干しの口コミ・評判

鴨居フックフック掛け物干しの口コミ・評判

Xのユーザーで、鴨居フックを使っている人の口コミ・評判についてまとめてみました。

「使ってよかった」というつぶやきが多かったです

「手頃な価格で購入しやすい」「満足度が高い」という意見が多く見られました。

手に取りやすいだけに、失敗もあるようです

まとめ

この記事では、鴨居フック・フック掛け物干しを検討されている方向けに、メリットやデメリットを解説してきました。

この記事のまとめ
  • 賃貸物件にお住まいの方、ちょっとした物干しがほしい方におすすめ!
  • 私的には安価かつ機能重視で気楽に試せる

鴨居フック・フック掛け物干しは、手軽に試せる室内物干しということがおわかりいただけたかと思います。

洗濯は毎日のことだけに、ちょっとした不便を解消するだけでも家事へのモチベーションが上がりますよ。

鴨居にしか干せない
設置条件が厳し目
取り付けの際傷がつく取り付けの際、穴が開く
取り付けに慣れが必要取り外しが簡単
設置しただけではぐらつくぐらつかない
収納に場所を取らない収納に場所を取らない
耐荷重は単体で3kg。
フックを2つ使うと約6kg
耐荷重は単体で8kg
フックを2つ使うと全体で約10kg。
耐荷重は単体で上フックが約1kg下フックが約2kg
フックを2つ使うと全体で約6kg
単体ではたくさん干せない単体ではたくさん干せない単体ではたくさん干せない
ドア上部に設置した際、扉の開閉が不可扉の開閉は不可ドア上部に設置した際、扉の開閉は可
目立たない目立つ目立たない
物干し以外に用途が豊富
インテリア性に乏しいインテリア性が高い
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